お疲れ様です。
ryo-shunです。
つい先日、
3rd VOCALOID Album「Materials」のサブスクが解禁されまして、
2023年にリリースした音源二枚がどなたでも聞けるようになりました!
それに合わせて、アルバムの楽曲解説をしていこうと思います~
(久しぶりにこういう記事書くな...)
では、行きましょ~!
・きっかけ、アルバムの設定
大体1年に一枚ペースで音源をリリースしておりまして(ボカロボーカル問わず)、
2022年に「Re:animate」をリリースした段階で、
「なんかいろんな登場人物ごとに曲を書くイメージでアルバム作りたいな~」
とうっすら考えていまして、
その登場人物(=曲)1曲1曲がアルバムを構成する「素材、材料」(=マテリアル)というテーマで、制作を始めました。
実は全曲に何かしらの主人公がいる曲になっております。実は。
今回から仲間入りした花隈千冬ちゃん、夏色花梨センパイ、星界さんも頑張ってもらいました。(一人称は普段俺が呼ぶときに使ってます)
①SE~②BREAK OUT SYNDROME
2022年のボカコレ、そしてそのあとM3でリリースしたE.P.「BREAK OUT!!!!!」
そちらの表題曲になります!
「あれ、E.P.の話してなくね?」
と言いたいですが、全曲アルバムに入れる予定でしたので今回まで寝かしてました☆
(嘘です忘れてました)
楽曲のテーマは「現状打破」。
「現状を打ち破れない主人公が、なんかもういろいろぶっ壊していく」
そんなテーマで歌詞を書きました。
楽曲もゴリゴリモダンラウドに仕上がっております。
というか、よくこんな曲をボカコレにぶつけたなと...()
アルバムの開幕曲なので新しくSEなるものを追加、
そしてミックスも変わってアルバムバージョンになってますので、シングルバージョンと聞き比べてみてくださいね~!
③Understanding(アルバム新曲①)
ゴリゴリなモダンラウド曲の次はアルバム新曲の曲です。
2曲続けてのうるさいゾーンですね。ぶち上げです。
ボーカルは夏色花梨センパイとシャウトはGUMIちゃんです。
ロックに歌っていただきました。かっこいいですね。
テーマは
「ちょっと病んでるパワー系(?)」
です。
ちょっとよくわかりませんが、歌詞のメモにそう書いてありました。どういうことや。
1曲目のBOSと言いたいことは似ているかもしれません。
楽曲としては、ダウンチューニングでリフを刻む曲を作りたくて、それがそのまま出力された曲になっております。
爆音で聞くのが正解ですね。
ラウドはいいぞ。(いいぞおじさん)
④十五夜
こちらの曲はE.P.で公開して、
今回のアルバムではミックスを変更して収録しました。
テーマは「思春期特有の誰しもが持ちそうな感情」をイメージしました。
仮タイトルは「文学ラウド」でしたね。
「〇ルシカ、ず〇まよがちょっとうるさいジャンルに手を出したらこうなりそう」
な感じの曲ですね。
「違うぞ!」と言われたらすみません...(ちゃんと謝ります)
意外とギターソロが難しい気がします。そこだけでも聞いてくれたらうれしいです~。
⑤メグル(酩酊堂主催「ふかみ祭」参加曲)
ここで2023年のシングル曲が登場です!
こちらは先述した、
以前インタビュー動画でお世話になった酩酊堂さんが主催されている、
「イラスト統一祭」の「ふかみ祭」に参加した楽曲になっております!
概要はこんな感じ↓↓↓
御覧の通り、その回ごとにイラストレーターをお呼びして、
「ニコニコ動画のランキングを同じイラストで埋めよう!」
といった趣旨のお祭りですね。
今回のイラストが個人的にとても刺さったので、参加してみました。
なので曲のテーマやアレンジなどはイラストからインスピレーションを受けて作ったので、
ざっくりとしたものしかありませんでした。
ただ一つ言えるのは、
この曲も、このイラストの人物が「主人公」であることですね。
その思いが届くような力強い楽曲に仕上がっていると思います!
⑥Finale
こちらは2022年のGUMI誕生祭で投稿した曲です。
このアルバムの中だと一番古い曲になりますね。
この曲はアルバム解説の「Lights」編で少し触れていますが、
「VOCALOID=ボカロP」と言うテーマで製作しました。
主人公は自分であり、ボーカロイドである...的な?
「とにかく楽曲を聴いて欲しい、なにかクリエイターとして伝えたい、そういう気持ちを歌詞に込めたある意味感情がデカい楽曲ですので、まあ聴いてください(語彙力低下)」
と去年の僕は言っていますね。そうみたいです。
さ、次行きましょう~。
次からは新曲ゾーンです!
⑦ハロー(アルバム新曲②)
来ました、新曲です!
しかもアルバム曲、特別感ありますね~。
仮タイトルは「彗星」。
テーマは「離れていても繋がっている」です。
多分好きな人は伝わると思うんですが、
モチーフは「ハレー彗星」です、よかったら調べてね。
この彗星は75年に一度地球に帰ってくる天体として有名で、この「帰ってくる」という所をモチーフに制作しました。
歌詞の中にある、
「いつでも、思い出せるように、名前を付けよう、君のために。」
これは言ってしまえば、天文学者が天体に名前を付ける行為をそれっぽく書いてみた感じです。
アレンジはメインのギターリフから膨らませていった形なので、意外とさっぱりしている曲かもしれません。
全体としては、オルタナとラウドの共存を意識しました。
勢い、大事。
⑧約束の唄(アルバム新曲③)
来ました、新曲です!(2回目)
この曲は去年末にやった提供企画の曲として作りました。
どちらかといえばボカロ版といった感じなので、
この後に公開する「Nocturnal Odysseyの話」でじっくりお話ししようと思います!
(近日中に書きます...)
アルバムを買ってくれた方からはこの曲が好評みたいです、ありがたや...!
⑨拝啓、いつかの私へ。-Album ver.-
こちらもE.P.収録、そして同年2022年にニコニコで開催された「無色透名祭」そちらの参加曲になります!
で、その約一年後のGUMI誕生祭にアルバムバージョンとして公開しました!
全体的なイメージとして、
「シンガーソングライターが大事にしてそうな曲」(ディスじゃない)
「本当に大切にしていて、大事な時にしか歌わない曲」(ディスじゃないよ)
そういう曲を作りたくて、実現しました。
一応僕もシンガーソングライターではあるので...(世間的なイメージではない)
新たにストリングスの追加、ドラム(スネア)の音色変更、ミックスの変更など、
かなり進化した曲になりました。
歌詞のテーマは「自分が前に進むための唄」
これ軸に、過去と向き合って前へ進もうとする人物を書いてみました。
とある方にMMD動画で使っていただいたり、この曲もかなり好評なので
「意外とこういう引き出しあるんやで~(ドヤ)」とちょっとうれしくなりました。
⑩一等星(ボカデュオ参加曲、ボカロver)
アルバム最後はこの曲。
ボカデュオ参加曲のボカロ版ですね。
個人的な話ですが、
アルバムの最後はオルタナで締めるというルールがあります。
こちらの曲も後に公開する「Nocturnal Odysseyの話」でじっくりお話ししようと思っております...
けして疲れたわけじゃないです。ホントに。
個人的には、ボーカル版とは違った表情が出て、
アルバムの締めにふさわしい曲になったと思います!
友人のボカロP、芥田レンリによる渾身の星界さんポエトリーパートはぜひとも聴いてほしいイチオシのパートです。すごいから聴いて。
(彼にはベースも弾いてもらっています、最高です)
こんな感じですね~
前作と比べるといろんなジャンルを作ったような気がします。
気がするだけかもしてませんが...
次回作はまだ構想中なのですが、年内に何かしらリリースする予定です!
なのでまたその時が来るまで待っていただけると幸いです。
今年も音源モリモリ作りますので、応援よろしくお願いします~!
0コメント